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痴漢に間違われた?? [日常]

先の水曜日、非常に不愉快ながらもドキドキする体験をした。

朝、名古屋の事務所に出勤する時はJRと地下鉄を乗り継いで通勤する。
JRは名古屋市郊外から市内に向けて乗車するのだが、毎朝スシ詰め状態の
超満員で乗車するのがイヤなので顧客先へ直行する事が多いのだが事務所へ行
く日は仕方なくJRを使用する。
乗車時間は15分あまりなのだが、学生からオヤジまでとにかく人が多いのだ。
たかが15分あまりでもいつも人に酔って気分が悪くなる。それに垂直に立って
いられない。乗車率200%って感じなので、右に左に押し込まれ乗車体制が必
ずナナメに傾いたりヘンな体制になってしまうので体制を維持する為に足腰が筋肉
痛になったりする。

で、そんなヘンな乗車体制が災いして痴漢に間違われたようである。
自分の斜め右前にたっていた女子学生。いきなり後ろ手に僕の手を触ってきたの
である。指先で僕の手の甲を触ったり、僕が手に持っているカバンを撫でたりして
いるのだ。彼女の指先はカバンから僕の手首まで上下に撫でまわす。
「??痴女??こんなガキンチョには興味持たれても嬉しくね~な~」などと思って
いると、いきなり僕の袖口を抓んできたのである。
彼女はしらーっと振り向いて、抓んでいる僕の袖口を確認し、その視線がだんだん
上にあがってきたかと思うと僕の顔を睨み付けるのだ。
「?っ」この時点でようやく事態を理解した。
彼女は僕を痴漢と勘違いしているのだ!!掴んだ袖口は逃がさないゾという意思の
現れか??

もちろん僕は痴漢をする趣味などない。確かにスケベであることは自覚しているが、
気分の悪い満員電車ではむしろ誰にも近づいて欲しくない心境である。
それになんといっても学生のガキンチョにはまったくと言っていいほど興味がない。
僕が猶予できる年齢は20代後半の女性からなので少なくとも10歳は猶予範囲外で
ある。そんなガキンチョ相手に手に持った重たいカバンを持ち変えてまでケツ触る気な
どさらさら無い。
「やばい。このままではバカ女子学生に痴漢として突きだされるのか??」と思いつつ
顔は冷静を装う。部下からも「怖い」と恐れられる冷静な表情を崩さず、冷たい視線で
しらーっと女子学生を睨み返す。
彼女はビビッた表情で僕から視線を外し前に向き直る。が、僕の袖口は掴んだまま。
「やばい!こままではヤバいっ!!」と心の中で叫ぶも、彼女の手を振り払う事も出来
ないまま到着駅が近づいてくる。
「このまま駅についたら駅員に突きだされるのか?その時に僕の言い分は通用するの
だろうか??」「会社に通報されてクビかぁ??ミラーマン植草教授と一緒じゃんか」など
と考えがぐるぐる頭の中をよぎる。

ほどなくして下車する駅に到着した。と同時に僕も人生の終わりを感じたのだ。
が、ドアが開いた瞬間、スシ詰め状態だった乗客が我先に下車しようと一斉にドアに流
れ込む。この時、人ごみに流された彼女は僕の袖口を手ばなしてしまった?のだ。
「ラッキー!?」彼女は人ごみに埋もれ流されて、もはや何処にいるかわからない状態。
僕はとっとと地下鉄に通ずる連絡路を目指した。逃げるように地下鉄に乗り込み無事に
痴漢の汚名受けて突きだされずにすんだのである。

この日、計画的に午後休暇を取っており午後から松阪あたりのデリヘルへ遊びに行こうと
密かに思っていたのだが、朝から不愉快な気分がおさまらず、また店の受付嬢とも連絡が
取れなかったこともあり、遊びは中止。そんな日に風俗遊びなんて楽しめるワケない。
結局、いつものように夜11時まで仕事をするハメに。
これから名古屋の事務所に出勤するときはラッシュ時間避けて早い時間に電車に乗ろうと
心に決めたのであった。


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