コンビニ立ち寄って遅刻？した（～ヴィッツ君との出会い～）

毎日出勤する途中にコンビニへ寄る。
基本的に自家用車通勤は禁止されているのだが最寄の駅までの交通手段がない。
なので最寄の駅まで車で通っている。
ただ、同じ考えの人が多いのか駅までの道のりはやたらと渋滞する。
通常１０分くらいの道のりが３０分かかる。
この貴重な３０分がモーニングコヒータイムなので毎日途中にあるコンビニに寄るのだ。
しかし、今日に限っていつもより自宅を出発するのが５分遅れ。
それでもコンビニによる。朝のコーヒーは欠かせない。が、ここで今日の悪夢が発生した。

いつものごとく缶コーヒーとスポーツ新聞を買って「さあ、いくべ」と車のエンジンをかける。
キュルキュル．．．
キュルキュル．．．プスンプスン．．．
「あれ？．．．」
キュルキュ．．．
「エンジンがかからん．．．」

おもむろにボンネットをあけてみる。
バッテリーは良さそう。でもなんかエンジンルームが油っぽい．．．
もういちどトライしようと運転席に座る。
「ゲッ！ワーニングランプが全部点灯してる．．．」
思えばコノ車、もう１１年選手。アチコチにガタがきている。
しかし、よりによって休みあけにトラブルことないでしょ？
（飲み会があった翌日と休みあけは遅刻厳禁なのだ）

だが何ともしようがない。
しかたがないので頭を切り替えて会社への遅刻のいい訳を必死に考える。
間違っても「車が．．．」などと言えない。車通勤がバレる。
素直に「遅刻しました．．．」では期末の成果評価に影響が出る．．．

しかたがないのでありきたりないい訳で会社に電話する。
「すんません。通勤途中でお腹が痛くなっちゃって．．．。時間が無いので
会社に寄らず、直接客先へ行きます．．．」

もちろん客先にアポなど取ってないので直接客先に行くわけない。
行きつけの車屋へ電話し状況を説明する。

かんかんがくがくヤリトリして結局レッカーで運搬。

車屋にレンタカーの代車を用意してもらって仕事に復帰？したのがお昼過ぎ。

夕方、車屋から修理代の見積り金額を告げる電話があった。
「コミコミで１２万５千５百円ですけど。修理します？」と車屋。
「修理しなきゃ動かないっしよ？」
「そりゃそうですね。じゃ、修理作業しますね」

かくして、これから１週間代車のヴィッツ君とのお付き合いが始まる。

ちなみに、昼過ぎにシラーっと出勤した僕。
同僚は「おかえりなさ～い」と次々に声をかけてくる。みんな客先へ行っていた
と思い込んでいるのだ。
そのままやり過ごそうと思っていたが、さすがに罪悪感に駆られる。

後からコッソリ本日午前半休の後申請をしたのはいうまでもない。
（やっぱり勤退のインチキはできやんな～）